ギターの時間、2010年4月9日号
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 望月 豪のリサイタルが2月14日、東京・代々木上原のけやきホールで行われた。今回は、昨2009年秋に行われた第5回大阪国際マンドリンコンクール第1位受賞記念。しかし、彼は“記念演奏”のなかに、自らの志〜彼が目指すマンドリン音楽の新しい世界を描こうとする、姿勢を盛り込んだ。
 プログラムは右の通り2部構成。それぞれにコンクール優勝を決めた作品を1曲ずつ(カラーチェ:ナポリ狂詩曲と鷹羽弘晃:水上の月)、マンドリンとギターによる新定番的な作品を置き(ピアソラと藤井敬吾)、さらに委嘱初演作品を各1作品ずつを配し(鷹羽弘晃、久保田翠)、彼が現在考え得る最高のプログラミングによって珠玉の小編成マンドリン室内楽のモデルを二つ披露した。
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もちづき ごう:1980年、カナダ・トロント生まれ。慶應義塾志木高等学校マンドリンクラブで3年次にコンサートマスターを務め、同校卒業後も2年間指揮者として関わる。1999年、慶應義塾マンドリンクラブに入部。4年次にコンサートマスター、指揮者を務める。
 2004年、第19回全日本マンドリン独奏コンクール第3位
 2006年、「MUSICA MANDOLINO 合奏コンクール東京」でリベルテを指揮し、第1位、最優秀指揮者賞
 同年、第20回全日本マンドリン独奏コンクール第3位
 前橋マンドリンフェスタ・四重奏コンクールでリベルテ四重奏として第3位
 2009年、第5回大阪国際マンドリンコンクールにて、日本人としては初の優勝(第2位、第3位該当なし)

 マンドリンを片岡道子、越智敬の各氏に師事。読譜を池谷淳子氏に師事。現在、リベルテの代表・コンサートマスターを務める他、For the happiness quintetなどに所属。
 これまでに小穴雄一指揮慶應義塾マンドリンクラブ、今井治人・桜井至誠指揮アンサンブルテスタカルド、岡田司指揮リベルテマンドリンオーケストラ、ライナーシュトゥッツ指揮ザールランドマンドリンオーケストラ等で協奏曲のソリストを務めた他、いくつかの管弦楽団にて賛助出演している。
 NAVI社より、自身が指揮・独奏を務めたリベルテマンドリンアンサンブルのCD「協奏曲集 四季」、独奏の「Tzigane 望月豪マンドリンリサイタル」をリリースしている。

■望月 豪マンドリンリサイタル
〜第5回大阪国際マンドリンコンクール
第1位受賞記念

プログラム:
【1部】
R.カラーチェ:ナポリ狂詩曲(Mn,Pf)
A.ピアソラ:タンゴの歴史(Mn,Gt) 
鷹羽弘晃(編):マンドリン・オーケストラ・スタディ【委嘱作品・初演】(Mn,Gt,Pf)
  
【2部】
鷹羽弘晃:水上の月(Mn,Pf)   
久保田翠:EXERCISE for TWO PLAYERS【委嘱作品・初演】(Mn,Gt)  
藤井敬吾:マンドリンとギターのためのソナタ(Mn,Gt)

アンコール
C.ムニエル:スペイン奇想曲(Mn,Gt)
J.ラフ:カヴァティーナ(Mn,Gt)

共演・堀戸菜々子(p)、松尾俊介(g)