愛器はずっとラミレス。もう何台目になるのかな? 弾き込んでは弟子や生徒にゆずったりして、代を重ねた。

楽譜集「クラシックギターのしらべ」の著者、斉藤松男さんの
ギターライフです。「クラシックギターのしらべ」には、
クラシックギターの演奏にハマった人なら一度は憧れる作品、
また、時代を越えてレパートリーにしたい人気作品、
そして、ご自身がギター教室の現場で要望され
自らアレンジした作品を集めています。

この楽譜集、近年のクラシックギター用楽譜の中では、
かなり売れたようです。
改めて曲目を眺めて驚くのは、クラシック作品だけにとどまらない
ユニークな選曲ですが・・・。

   

第6回 TABも五線も有効活用!

●○● 今現在、この教室にくる生徒さんでは、
TABの人、割合はどれくらいですか?
斉 藤 うちではね、五線譜をずっとやってきた人でも
上半分の五線部分、下半分のTAB部分半々に見るみたいだね。
五線で音を拾ってTABでときどき確認、
それから複雑な和音はTAB譜を見たりね。
TAB譜しか見ないって言う子は、
エレキから来たコとかだね。
●○● 五線で複雑そうに見える和音も、
しかしTABで見ると、同一フレットのセーハ1発
っていうのもありますよね。
そんなとき時間短縮できて、なにか溜飲下がるというか、
ホッとしますね。TAB表記に感謝して。
斉 藤 ハハハハ。
●○● ところでコードネーム、
コード表記なんかは利用することがあるんですか?
斉 藤 あ、教えているよ。
だって歌の伴奏をしたり合わせものをする時、
コードがぜったい必要だもの。
だからそれは教えている。必要ですよね。
ただ、昔は記号ごとに音階を習わせたり
していたと思うんだけど。
♯が1個で「ト長調」の音階・・・っていうふうに。
でも街のこういう教室で教えていると、
それを順番にやっていったって
うまくなるわけでもないことはわかっているし。
●○● まあ勉強のための勉強というか。
斉 藤 だいたい、3つ4つやれば、
もういやになってやめたがるし。
だから「全部固定音階でハ長調読みしていく」
という楽譜を最初に作ったわけ。
そういうところが画期的だったんだね。
なんの調でもそれで読んで、
♯がついたところは♯をつけて読んで弾く。

でもそういう考え方って、
それまでは実際はされていなかったから。
わかっている人は、みんなわかっていたと思うんだ。
でもそういう本はそれまでは作られなかった。
みんなえらそうにかどうか知らないけど教えなかったり
全部の調でやらせたりしてたんだろうね。
●○● ああ。
斉 藤 そういう意味で本音で作ったところがウけたんだと思うよ。
●○● そうでしたか。それは、この本のために
そういう読み方をひねりだしたのではなく?
斉 藤 この教室を開いてからずっとそういう教え方をしています。
自分がそれでつまらない思いをしたからね。
昔の先生はそこまで月謝を払わないと次へ行かせない、
みたいなところがあったから。
この本が終わったら次の本、その次はこの本、
「いつになったら、ヴィラ=ロボスが弾けるんだろう?」
「月謝はいつまで払い続ければいいんだろう?」って(笑)。
●○● (笑)。教室経営のノウハウを学んだわけですね!
斉 藤 うちはそういう意味では厳しいんだよ。
TAB譜でいきなりかなり弾けている状態でくるコがいるから。
で、僕なんかより指が動くコもいるしね。
だからこっちも負けちゃいられないから。
だから厳しい商売なんだよ(笑)。

(続きます)

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2009-08-19-WED

ギターの時間